転職の面接で思うように話せなかったり、頭が真っ白になって伝えるべきことを伝えられなかったという経験はないでしょうか。誰しも緊張するものですが、過緊張でパフォーマンスを発揮できないとなればもったいない事です。今回のコラムでは面接での緊張の対策についてお伝えします。
なぜ緊張してしまうのか
アウェイな立場だから
多くの面接は企業側が主導権を握って進行をします。さらに会場は初めて伺う企業で、初対面の面接官に応対をしなければなりません。求職者は限りなくアウェイな状況です。
失敗できないと思うから
面接は基本的に一発勝負ですので、失敗できないと感じてしまうのも当然です。志望度が高い企業の選考となれば尚更でしょう。
人前で話すことが苦手だから
面接では自分自身のことをプレゼンテーションする機会であり、人前で話すことに慣れていないと「どう思われるか」と苦手意識が高まる
緊張が与える影響
ほどよい緊張感は迫力を与える
面接はやり直しの利かない一発勝負の場ですから、緊張するのは当然だと思います。しかし「落ち着け…落ち着け…」などと考えるほど、余計に緊張をするものです。一方で緊張は捉え方によってはプラスにも働きます。緊張しているあなたの身体はいわば臨戦態勢です。緊張は迫力や真剣さをもたらしてくれます。
普段と違う自分を演じてしまう
面接で意気込み過ぎてしまい、普段と違う自分を演じてしまう方は少なくありません。大抵の場合、それは違和感として面接官に伝わってしまいます。緊張しているうえに、演じることに意識を割かれてしまうと「思わぬ矛盾点を指摘される」「誤解されていることに気づかない」といったリスクがあります。
過緊張をしないための対策
面接準備を徹底する
シンプルで最も効果的な面接対策は「準備」です。その場の思い付きで答えるのは至難なので、伝えるべき内容を準備しておくことで想定外の質問でパニックになるリスクを最小限をおさえることができます。
- 経験・強み・価値観・ありたい姿…自分理解ができると、さまざまな角度の質問に対応できる
- 企業研究をすることで、志望度や関心の高さが伝わる
- 理路整然な内容は、論理性の高さを評価される
- 準備の積み重ねは、企業も理解してくれる
スケジュールに余裕をもつ
初めて行く会場では、土地勘が働かず思わぬタイムロスをしてしまうことや、会場到着までに渋滞や遅延などが起きる可能性もありえます。またオンライン面接であっても不具合やカメラやマイクデバイスを認識しないといったトラブルも想定されるでしょう。
面接に集中するためには、時間的なゆとりをもって行動することも大切です。時間に追われると余裕がなくなり、機転を利かせることも難しくなります。
まとめ
いかがでしょうか。適切な準備をおこなうことが重要です。新潟転職ドットコムでは、面接前の対策、面接中の同席、面接後の振り返りのフォローといった対応を可能な限り行っております。面接の不安を軽減し、万全の状態で本番を迎えることができるようサポートしますので、ぜひご利用ください。
