離職期間が長いと面接官はネガティブな印象を持つ
離職をしてから転職活動をしている方の場合、離職期間が3ヶ月以上になってくると、面接の際に「(前職を退職してから)何をされていたのか?」と質問を受けることが増えてきます。
採用する側からすると、「離職期間が長い=就業意欲が低い」もしくは「どこからも内定が出ない人かもしれない」等のネガティブな憶測が働くようになります。そのような心境の面接官に、曖昧な理由で答えてしまうと火に油を注ぐ結果となります。
求職者の本音はゆっくりしたかった
私たち転職エージェントは日ごろ様々な方と面談をしますが、一生懸命に転職活動をしていたが内定が出なかったという方は一握りで、大半の求職者は「少しゆっくりしたかった」というのが本音だと感じています。面接で空白期間を聞かれたら、具体的にどのように答えれば良いのでしょうか。
空白期間について質問されたときの切り返しトーク例
空白期間の質問に対する回答例を2点ご紹介します。また、大前提として作り話やウソをつくことは絶対に止めましょう。理由を深掘りされたとき矛盾が生まれ、嘘だとバレたら不採用は確実です。
正直に答える
正直さは誠実な印象を与えます。特にありのままの自分を受け入れてくれる会社で働きたいと思う方であれば「リフレッシュ期間に充てていました」等と、事実をお伝えすることをおすすめします。正直に答えてご縁が無ければ、価値観の不一致ということで納得もできます。
「慎重になり過ぎた」と答える
正直に答えることで見送りになるリスクを心配する方は「この転職で最後にしたいと思っていたら慎重になりすぎてしまった」等とお答えいただくと、特段悪い印象にはならないかと思います。近年ではコロナ禍で求人数が減少していた事実がありますので、企業側も一定の理解は示してくれるはずです。
まとめ
弊社へ転職相談にお越しいただく在職中の方には、離職期間が長くなった場合のリスクもお伝えしております。離職中の方は、より一層客観的にご自身を顧みながら転職活動を進めていただければと思います。