履歴書と職務経歴書はなぜ必要?

履歴書と職務経歴書はなぜ必要?

履歴書の役割とは

履歴書はあなたの基本的な情報を企業に示す書類です。ここで言う基本的な情報とは、氏名・年齢・住所・電話番号・学歴・職歴・資格が該当します。どこの馬の骨か分からないまま、採用する企業はありません。つまり、履歴書はあなたの身元を証明する書類とも言い換えることができます。

履歴書のポイント

  • 身元を証明する書類なので、虚偽は絶対に書かない
  • 職歴が多い方は、職歴に無駄なことを書かずスッキリと整理させる
  • 原則としてパソコン作成でOK(但し手書きを指定された場合は例外)
  • 手書きの場合は誤字脱字に注意!

履歴書にはさまざまな規格がありますが、求職者の基本的な情報を示すという点は、どの規格の履歴書であっても共通しています。特段の理由がなければ、志望動機の記入欄のあるJIS規格の履歴書がお勧めです。

履歴書が粗雑だとマイナス評価

履歴書作成は、書類作成の業務と通ずるところがあります。履歴書に粗雑な印象があると「仕事も雑なのではないか?」と思われ、不合格になることもあります。間違ったら誤魔化さず最初から書き直す覚悟で、できるだけ丁寧に仕上げるように心がけましょう。

履歴書は手書きじゃなきゃダメ?パソコン作成で注意すべきポイント

職務経歴書は、経験やスキルを伝える書類

職務経歴書とは名の通り、あなたが職務を通じて身につけた「実務経験」や「スキル」を記載します。具体的には、過去現在に所属していた企業名・在籍期間・職務内容などです。企業は職務経歴書をもとに、募集職種と適合しているかどうかをチェックします。

職務経歴書のポイント

  • 職務経歴書は、あなたの実務経験とスキルを伝える書類
  • 仕事内容・成果をできるだけ「数値化」して記載する
  • 経歴を良く見せようとして数字を盛るのはNG

求職者の仕事ぶりを評価する上で、企業が指標とするのは数字です。「自分は頑張っている」と出張しても、それを裏付ける根拠がなければ説得力に欠けます。

経験が浅い場合や、ルーチンワークなど数字で表すことが難しい職務内容の場合は、日常的に行っていた業務に加えて「どんな仮説を立てて仕事をしていたか」「改善・工夫したポイント」「その結果」を盛り込めると良いでしょう。

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まとめ

どこの馬の骨か分からない人材を採用しようと思う企業はありません。だからこそ履歴書や職務経歴書から求職者の情報を読み取り、求めている経験やスキルを持った人物かどうか判断します。読み手(企業)が何を求めているか配慮して履歴書と職務経歴書を作成すれば、おのずと書類選考の通過率は上がるはずです。

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