転職活動で必要とされる”履歴書”と”職務経歴書”
時間が無い中で作成するのは面倒と感じる方も多いのでは?
今回のテーマ「履歴書と職務経歴書はなぜ必要?」という事が見えてくると、
時短で企業側のポイントをおさえた書類が作成できるはずです。
履歴書はなぜ必要?
履歴書はあなたの身元を選考企業側に保証する唯一の書類となります。
どこの誰だか分からない方を採用する企業も無いと思いますので、
あなたという人間が保証出来る書類を提出しているという事です。
その中で応募した企業の募集要項と照合し様々な条件が満ちているかをチェックされます。
また応募者は大体同じ形式で書いているので、他の応募者とも比較をし易いという企業側
の利点があります。
これは言わずもがなですが面接時の質問材料に使うという事でも必要とされております。
履歴書のポイント
①身分証明となるので虚偽は絶対に書かない
②特に職歴が多い方は、職歴に無駄な事を書かずスッキリと整理させる
③手書きで提出する際は誤字脱字に注意し極力丁寧に記載する
→複数社応募する方にありがちですが、応募書類の1つ1つがぞんざいになると
書類選考がほぼ通らなくなります。字に自信が無ければPCで書きましょう。
職務経歴書はなぜ必要?
職務経歴書からはあなたの経験職種が募集職種とマッチしているのかを見られます。
極論を言えば、企業の募集要件(経験年数や職種など)が自分にあればその内容だけで
書類選考の中身としては十分となります。
職務経歴書のポイント
①未経験職種に応募する場合、現職の職務内容を大量に書いても評価はされづらい
②数字、PDCAを回してできた結果と実績を必ず記載
③業界や職種が違う会社に応募する場合、汎用的に使える実績やスキルを書く
④自己PR≠自分のやりたい事、言いたい事
自己PR=企業へ自分を採用するメリットや貢献できる事を伝える
自己PRの記述に悩まれる方がいらっしゃいますが、具体性の無い自分の性格や得意分野を伝えても評価がプラスになる事はありません。
数字で語ることができる結果・実績を記載し、極力シンプルに見易い書類を心掛けましょう。
また、在職中で転職を考えている方は数字を意識して現在の仕事に取組みましょう。
見る人の事を考えた書類作成を
字が汚かったりまとまりが無い書類というのは見る気が無くなりますよね。
様々な内容を記載致しましたが、結局見る相手も人なので一方的な発信ではなく、
「見易く」自分の事を伝えられる書類作成を心掛けましょう。