悪い口コミ・低評価の企業へ転職は辞めるべき？

口コミの性質を理解しましょう

転職先を検討する際に、企業の評判を気にする方は多いです。企業の口コミや評判をまとめたサイトを見た相談者から「あの口コミは本当ですか？」と問い合わせをいただくこともあります。

企業情報を把握できていない状態では、口コミを見て「大丈夫だろうか？」と不安になってしまう気持ちも理解できます。しかし口コミの性質を理解せずに、情報を鵜吞みにしてしまうと思わぬ機会損失を招くかもしれません。

企業に関する口コミサイトでは、退職者のネガティブな感情や不満が出てきやすいです。たとえば「自分と同じ目に遭って欲しくない」という老婆心や「自分をこんな目に合わせた企業に制裁を与えたい」という怒りの感情のはけ口になっている可能性があります。

どんな会社であっても働く社員が一定数います。不満を感じながらも働き続けるのは、それだけの動機があるからで、デメリットを上回るメリットがあるとも考えられます。また、価値観の違う人が集まる組織において何らか不満を感じるのは当然です。

たとえば「月〇〇時間以上の残業が常態化しておりブラックな職場」という書き込みがあったとします。このとき「会社が悪い」「自分は悪くない」という他罰的なニュアンスを含む書き込みの取り扱いには注意が必要です。本人の過失が全く無いとは言えないケースも散見されます。

火の無い所に煙は立たないと言いますが、口コミには個別の事案や、投稿者の心情が含まれています。風評の可能性も疑って情報を取捨選択しましょう。会社の雰囲気や人間関係については、百聞は一見に如かずです。直接会社に伺って、ご自身の目で確かめる姿勢は必要になります。

思い込みで自分自身の選択肢を狭めてしまわないように、情報を見極めていきましょう。残業・給与水準といった待遇面であれば、紹介実績のある転職エージェントから確認をする事も可能です。新潟転職ドットコムでは新潟県内企業の情報を豊富にもっていますので、まずはお問合せ下さい。