応募条件を満たさない場合もエントリーできる?|求人の意外なウラ事情

応募条件を満たさない場合もエントリーできる?|求人の意外なウラ事情

応募条件を満たしていなくても、面接の可能性アリ

私たち転職エージェントは、企業から求人の依頼をいただいて求人票を作成します。求人票を作る際に頭を悩ませる点が、求人応募するための「必須条件」です。応募ハードルは匙加減が非常に難しいのです。

  • 応募ハードルを下げすぎる→書類選考で見送りばかりになる
  • 応募ハードルを上げすぎる→該当する求職者がそもそも来ない

免許が必須の職業は別として、必須の応募条件に揺らぎがあることも少なくありません。

採用担当者の話を伺うと「実務経験が〇年”くらい”は欲しいかな~」や「資格は”できれば”持ってた方がいいよね~」など。概ねこの位の経験があれば活躍できそう、という目安として考えているケースが実際は多いのです。

必須条件は、実は必須ではない?

企業が求める必須条件は、(矛盾しているようですが)必ずしも必須条件ではない可能性があります。

「短期間だけど尖った経験を積んできた方」や「資格はないけど実務を積んできた方」などは書類選考を進めてみると、意外と面接に選考が進むケースもあります。また、募集の背景や企業の内情をより深く理解できると、一見して応募条件にかすりもしていないような経験でも「(企業が)この応募者に会ってみたい」とマッチングすることも往々にあるのです。

実際に面接に進んだ事例の紹介

例えば過去の事例として以下のようなこともあります。

機械メーカーの営業職の募集→コミュ力と研究内容が評価されて面接へ

法人営業の経験が必須という求人に対し、営業経験が無い方が書類選考を通過した事例です。求職者のAさんは現職で「社内外との折衝・調整業務」を経験しており、コミュニケーション能力が高いと判断されました。さらに大学院時代に「機械関連の研究」をしていた事もあり、商材(機械)の理解力が早い事が想像できるという事で面接に進みました。

電子部品メーカーの技術営業職の募集→ゼロから実績を作った能力が評価

「同業での勤務経験」もしくは「電気系の学科卒業者」が必須という求人に対し、ポテンシャルで面接へ進んだ事例です。求職者のBさんは、前職で未経験ながら労務コンサルタントの企業へ入社しました。ゼロから勉強をして実績を作ったことが、未経験でも自ら学習し実績を作れる能力として評価されました。

まとめ

上記の事例のようにあなたの経験や実績によっては、必ずしも求人の必須条件を満たしていなくても、書類選考を合格することがあります。これは求職者を推薦する転職エージェントが、求人の募集背景に加えて、企業の内情を知っているからこそ成せる業です。

とはいえ完全な未経験は難しい事が多いです。応募条件を満たせず悩んでいる求人があれば、応募条件に関連する別の魅力で補うように工夫すると効果的だと思います。

求人票に記載されている職務内容をよく確認し、職務経歴書などでアピールしてみるのも手です。あるいは転職エージェントに相談して、より深い情報が無いか確認してみる事も良いでしょう。

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