コロナショック以降、新潟でもWEB面接を導入する企業が増えてきました。オンライン商談やリモートワークで慣れている方は問題ないと思いますが、あまり馴染みのない方向けにマナーや準備すべきことをご紹介します。
事前準備
面接場所の確保
まずは、静かで、明るく、安定した通信環境を確保しましょう。回線、音声の事前テストはしておくとベストです。
背景にも気を配る(画面処理でマスキングも可)
映り込む背景にも気を配りましょう。特に自室で面接を行う場合、部屋の印象=あなたの印象に直結しますから、整理整頓をして清潔感がある状態にしておきたいです。使用アプリによっては背景に画像処理を施す設定も可能ですので、背景をぼかしてしまうのも手です。
イヤホンマイクの準備
有線タイプを推奨。Bluetoothタイプは接続障害発生のリスクがあるため使用は避けましょう。
書類、メモ用紙、ペンの準備
パソコンでのメモ入力は、タイピング音が入ってしまうため推奨しません。履歴書、職務経歴書を手元に置いておきましょう。
身だしなみを整える
オンラインだからといって手を抜くのはNGです。服装や髪型も対面で会うつもりで準備をしましょう。
WEB面接の基本的なマナー
- 面接開始時刻の10分前には入室を済ませて画面の前に座る
- 余計な音が入らないように他のソフトは落とす
- お互いに入室したら挨拶、面接終了時には礼をする
- 明るい表情・はきはきとした声で話す
基本的なマナーは対面と大きく変わりません。マイクの距離を考えて適切なボリューム設定をし、頷き等のリアクションは少しオーバー気味に行うと効果的です。
WEB面接のコツ
「画面」ではなく「カメラ」を見る
WEB面接のような画面越しのコミュニケーションでは、目線の位置が違うことを意識しましょう。これは顔が表示されるモニターとカメラの位置が微妙にズレているためです。人間は目線が合わないとコミュニケーションが取れているか不安になります。カメラ目線が苦手な場合は、面接官や自分のウィンドウ画面を、なるべくカメラの近くに配置すると違和感なく目線を合わせることができます。
カンペを見ながら話さない
WEB面接であっても対面の面接と同じように対応するのが大原則です。どうしても台本やカンニングペーパーを用意する場合は、目線が動かない位置に掲げるなどしましょう。面接は双方向のコミュニケーションなので、あきらかに台本を読んでいる感が出てしまっては本末転倒です。
企業側から画面を終了されるのを待つ
面接終了後も自ら退出しないようにしましょう。万が一ですが、面接終了後しばらく経っても先方が画面を閉じる気配がなければ「失礼いたします。」等と一言伝えて退出しましょう。
通信が途切れても慌てない
面接途中で接続が中断しても慌てずに復旧を待ちましょう。復旧の見込みがたたなければ電話で接続不具合を先方に連絡して対応します。
まとめ
画面ごしの為、対面の面接よりも所作やマナーはよくみられます。ぶっつけ本番でWEB面接をして失敗する方も多いので、ご家族やお友達と事前に練習をすることをお勧めします。油断せず気を引き締めて臨みましょう。