「やりがい」とは
一般的に仕事のやりがいとは仕事への満足感・充実感を指しています。
<やりがいを感じる例>
〇成長/スキルアップを感じる
〇自身に対する評価/報酬
〇誰か、自社の役に立っている実感
面接で「やりがい」を出すリスク
退職理由:現職(前職)に「やりがい」が無かった
やりがいというのは主観情報となり、説明する難易度が非常に高く「何となく」「毎日が退屈」「適正が無い」等とい曖昧になり易い理由です。
面接では具体的に「やりがいが無い理由」お伝えし相手に納得感がないと、「他に理由があるのでは?」「うちでもやりがいが無いと辞めるのでは?」と懸念材料の一つとされます。
志望動機:(応募職種に)やりがいがありそう、あるはず
仕事は自分で内容を選べる事は少なく、基本は会社からの指示に従って業務を行います。
その為柔軟に業務をし遂行する人材が市場では好まれます。
「イメージでやりがいがあるか分かるの?もし無かったら直ぐ辞める?」
「自分の興味以外の仕事ではモチベーションが下がったり、パフォーマンスが落ちやすいい?」
面接の場合では上記のような余計なイメージを植え付ける危険性があり、
志望動機で使用する場合特に注意が必要です。
「やりがい」は見つけるもの、提供はされない
先述の通りやりがいは主観に左右されるもので、他人から提供されるものではありません。主観であるが故に自分の感情/時の流れで変化もする非常に曖昧なものとなり、ここに依存するのは危険となります。仕事内容にやりがいを感じても、人間関係の不和・不十分な報酬・過重労働があっても仕事の継続が可能でしょうか?やりがいは勤め続けられる十分な労働環境がある中で、スキルの習熟や経験を経て自分で見つける事が良いキャリアを築くコツとなります。
やりがい転職のコツ
やりがいの危険性を論じてきましたが、やりがいは毎日の仕事に張りを持たせる上では大事な要素にはなります。仮に転職をする際にはまず自分が定着できそうな企業を選択し、その上でやりがいを副次的な要素として考える事をお勧め致します。