40歳で初めてのUターン転職、QOLが向上

Yさん

職種 企画営業 矢印 企画営業
業界 ビジネスソリューション(自治体向け) 矢印 ICTソリューション
ご登録日 2021年9月
内定獲得日 2021年10月
年齢 40歳(当時)
希望勤務地 新潟市

40代・首都圏からのUターン転職事例

Yさんは、NSGグループのICTソリューション領域を担う【株式会社ジェイ・エス・エス】様に入社されました。首都圏に居続ける選択肢もあった中、最終的に新潟へUターンを決意した背景は何だったのでしょうか。転職して約1年が経過した今、当時の心境を振り返って頂きました。

転職の「譲れない条件」を明確にした

Q.転職を考えたきっかけは何ですか?

前職は首都圏で営業マンとして20年勤続しましたが、新型コロナウィルスの影響で業績不振もあり、将来性に陰りが出てきたことが転機でした。このまま首都圏に居続けるか地元新潟に戻るか、2つの選択肢がある中で、現職と良縁をいただき新潟へUターンの決断をしました。

Q.転職活動はどのように行いましたか?

勤務先は新潟に限らず首都圏でも検討していたので、全国型・地方型にこだわらず複数の求人媒体やエージェントに登録。また、どうせ転職するなら後悔はしたくない想いも強かったので、新潟へ転職する場合の譲れない条件(転職の軸)を3つに整理しました。

1.ワークライフバランス

土日休みで趣味も満喫でき、健康的に過ごせることを前提としました。私はアルビレックス新潟の観戦やサポーター活動をライフワークとしており、本拠地である新潟へ帰郷することはUターン転職の原動力になっていました。

2.収入を妥協しすぎない

未経験の業界へ転職する場合は、多少の年収ダウンはやむを得ないという覚悟はしていました。ただ、収入は仕事のモチベーションに繋がる要素なので「下がっても1割程度」という最低ラインを設けて求人を選定を行いました。

3.やりがい

やりがいをもって働くという観点で、自分を必要としてくれる職場環境を望んでいました。私の場合「外販営業で培った課題解決力」と「マネジメント経験」に優位性があると分析し、強みを的確に伝えられるようキャリアの棚卸しを行ったのを覚えています。

Q.新潟転職ドットコムに登録したきっかけは何ですか?

転職に関する情報収集をしていたところ、Uターン向け転職セミナーの案内を見つけた事がきっかけです。セミナーでは新潟の転職市場、業態など詳しく知ることが出来ました。特に「企業がUターン人材の視座の高さを期待している」という内容が印象的で、実際に転職してみて同じような所感があります。

Q.ジェイ・エス・エス様の入社の決め手は?

セミナー視聴後、エージェントの方と面談を行い、いくつか求人を紹介してもらった中にジェイ・エス・エスがありました。応募に至ったのは「Yさんの前職の営業先(学校関係)と近い」という担当エージェントの助言です。前職との共通点があることで、経験を活かして貢献できそうだと感じました。

入社の決め手は、先ほど述べた3つの譲れない条件をクリアできたからというのは勿論ですが、裁量の広さや働きやすそうな印象を持てたのも大きかったです。

ジェイ・エス・エスは適材適所で役割分担をおこなう社風です。私の場合は、新規開拓営業の比重を多く担当させて頂いています。また希望に応じてリモートワークOKで、柔軟な働き方が選べるのも有難いです。

私の年齢を考えると即戦力性を期待されるのは当然ですが、業界経験は浅く至らないことがあるのも事実。勉強不足の部分は会社やチームメンバーに支えて貰っているおかげで、持ち味を活かして職務を全うできています。

通勤時間の短縮など、QOL(生活の質)が向上

Q.新潟へ帰ってきていかがですか?

入社が年末だったのですが大雪と強風に見舞われ、苦労したのを覚えています(笑)

ポジティブな面を挙げれば、通勤時間は劇的に変わりましたね。首都圏に住んでいたときは通勤に片道1時間以上かけていたのが、新潟では片道20分。約1/3に短縮されました。通勤ラッシュから解放されたことでストレスも減り、有効に時間を活用できています。

実家が農業をやっていることもあり、休日に時間があれば手伝いに行けるようになりました。私が新潟に戻ってきたことを両親も喜んでいますし、コミュニケーションの機会が増えて良かったです。

新しい環境でもプロフェッショナルを目指したい

Q.現職の仕事内容と、今後のご自身の目標を教えて下さい。

自社アプリ「MyiD(マイディ)」のカスタマー対応、新規拡大、外販営業を中心に行っています。MyiDは社員証や学生証をスマホで一元管理できるサービスで、勤怠管理や出欠確認などの効率化を実現します。

個人的な目標としては前職で培った課題解決力にますます磨きをかけて、何よりもチームの計画達成に貢献したいです。またICTソリューションのプロフェッショナルとして、自分が任された領域は何でも答えられるような人材になりたいと思います。

Q.転職をお考えの方へ一言お願いします

企業は中途採用の人材に変革を期待されます。一方で従来の企業風土もあり、新しい意見が受け容れられるには時間がかかるものです。このバランス感覚はとても難しく、個人的にはできるだけ慎重に入った方が良いと思いました。

そして何より健康が資本です。置かれている状況は各々違うので一概に言えませんが、今までの経験とこれからの人生で譲れないことをよく考えて決めることをお勧めします。